中核派問題
さて、デモのレポは各所に挙がっていると思うので詳細は割愛。
ここでは、アンチの立場が問題にした中核派問題に触れたい。
こちらのサイトでは、主催者が中核派と交流があることから
デモへの懸念を示している。
http://multi.nadenade.com/shinichi/0164#tb
…この論理でゆくと、筆者が何かやらかした時には赤軍シンパだったり右翼団体だったり
おまけに広域暴力団関係者だったり、カルト宗教関係者だったり
することになってしまう。
主催者のひとりである、古澤克大氏は法政大学の学生であるが
立ち位置としては、黒ヘル、ノンセクトの系譜の人物である。
もともと法政の学内政治では、黒ヘルと中核派は微妙な関係であったのだが
昨今の、学生会館取り壊し問題などで現場レベルでは共闘が成立している様子である。
ただ、政治的には相容れない部分も多い。
と、ネットの情報だけを鵜呑みにしているようでは、単なるバカなので、
デモ会場にて古澤氏本人に
「今日の、中核派の参集具合」
を直接聞いてみることに。
曰く「来ない。来てもひとりくらいかなあ」
とのこと。じじつ、ネタで中核派メットを被っている参加者が一人だけであった模様。
(途中からネタでもヤバいと思ったのか、黒いのに変えてた)
これは、現場を体験していないと理解できないだろうが
中核派と革マル派、あと解放派に所属している人間は、目の色が違う。
経験主義的に、古澤氏が中核派関係者とは思えないのである。
さて、本日の取材に同行した若いライター氏は
「祭りなんだから踊った者が勝ち」
と看破する。
エロマンガをはじめ表現規制に反対する立場の人々が
「デモは迷惑」
とか無責任に書き散らしているのは、ダブルスタンダードではないのかと
考えさせられた。