草薙厚子さんは有能なジャーナリストです
「草薙厚子ののほほん事件簿」より
“親殺し”
http://playlog.jp/atsukokusanagi/blog/2007-05-15
子どもが全員、ゲームやインターネットから悪影響を受けるわけではありません。但し、私が取材した殆どの少年犯罪は、ゲームやビデオ、インターネットに誘発されて事件を起こしています。
“親殺し 事件報道について”
http://playlog.jp/atsukokusanagi/blog/2007-05-19-1
よくこの少年犯罪論争になると、「なぜゲームのせいになるんだ!俺は徹夜でホラー映画を見ようが、殺人ゲームをやっていても人は殺さない!」などという声が挙ります。そんなことを私は言ってはいません。「精神医学上、様々な問題があるため、中には誘発され易い少年もいる」ということを認めることが先なのです。そういう人を周囲が気付いて、専門家に見せるなど、素早いケアが必要だということが私の伝えたいことです。引き続き、私は真実を追いつづけます。
駆け出しの頃に教わった、取材の基本は、
まず、予断(予測)を持ってから取材をはじめ実際に得たソースを加えて結論を
導き出すということでした。
というわけで、白だと思って取りかかったら真相は黒でびっくりすることもたびたびです。
草薙厚子さんという方は、常日頃からゲーム等が犯罪を誘発するという予断をお持ちの
ようですが、それがまったくブレない。すなわち、ゲーム等が誘発するという予断が、
いつも大当たりしているわけで、これは、神の領域ではないでしょうか。
頭が下がります。
そこで、もういっちょ反省を。
まだ、某編集部で給料を貰っていた頃に草薙さんの書籍の書評を書く機会がありました。
(いや、書くはずの人が忙しいって投げちゃったんですよ)
…で、読者のことを考えずに正直に書いたら怒られました。
「あのなー、この人は●●●●の娘なんだよ。だから気を使ってんだからー」
とか、怒鳴られたんです。
●●●●さんは、週刊誌ジャーナリズムの草創期の名アンカーです。
ほんとにそうなのかは、まだ確かめたことありません。